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【富士宮震度6強】富士山、被害つかめず

富士宮市で震度6強を観測するなどした県東部を震源とする地震で、復旧作業が各地で進む中、冬季閉鎖中の富士山では被害を確認できない状態が続いている。登山道や山小屋などの被災状況によっては夏山シーズンに影響が出る可能性もあり、関係者は気をもんでいる。

積雪や凍結で通行が危険なことから、県内3つの登山口5合目に通じる県道は昨年11月に冬季閉鎖された。解除はいずれも4月下旬の予定で、15日深夜の被災後も富士山では2合目などにある県道入口より上の状況が判明していない。

駐車場のある5合目より上は例年、6月上旬ごろから調査を始め、雪崩や土砂崩れなどによる登山道の損壊を整備して7月の開山に間に合わせている。雪解けを待って作業するため、開始時期を早めるのは困難。県内で登山者の最も多い富士宮口を管理する県富士土木事務所は「今回の地震による被害が大きければ、開山が遅れる可能性もある」と危惧する。

空前の富士山ブームを受け、環境省によると、昨夏の富士登山者は32万975人で過去最多を更新した。山麓の自治体にとって7、8月は大きな観光シーズンだが、今夏は東日本大震災による訪問者の減少が懸念されていた。富士山の夏は短く準備や受け入れ期間は限られるため、開山の遅れが加われば、地域経済への影響はさらに拡大してしまう。

富士宮口の山小屋関係者は「被災状況はまったく分からない。被害が大きいと登山者に迷惑を掛けてしまうので、とても心配している」と話す。

[静岡新聞 3/18 07:37]

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2011.03.18 | | Trackback(0) | 事件

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